【ぶどう】芽傷処理と頂芽優位について理解する

2022年

こんにちは、ぶどう屋です。

2月の後半になり、まだまだ寒さの厳しい時期ではありますが、ぶどうの樹がよりよい春を迎えるための準備を行いましたので記録しておきます。

芽傷処理って意外と難しいよね

芽傷処理って簡単だけどなんだか難しい感じがしませんか?芽の先に傷をつけるだけの作業なんですが、どの芽につけるのか迷ってしまうなんてことがあるかもしれません。(私はありました。)

芽傷処理を理解するには、ぶどうが頂芽優位という性質をもっているということを理解する必要があります。

ぶどうの樹は頂芽優位という性質を持っていて、何も手を加えずに春を迎えると先端の芽からしか発芽しないなんてことが起きます。この頂芽優位、結構おもしろい性質で、例えば夏、主枝をばっさり切り込んで切り株状態にしてみると、春に出なかった芽が突然出始めたりします。本来頂芽ではなかった芽が、枝を切られて頂芽になってしまった、ということです。

さて、北風と太陽ぶどう園では短梢剪定という剪定方法を採用しています。主枝からでた側枝を2芽残す剪定方法をしているのですが、この場合の頂芽とはどこか、というと側枝の2芽目です。つまり側枝の2芽目がすべて頂芽ということになります。ですので短梢剪定では剪定が芽傷処理の代わりになっているので芽傷処理がほとんど必要ありません。

…とはいえ、芽傷処理を毎年やっている現状があります。それはなぜでしょうか。

芽傷処理が必要なのは、去年伸びた主枝

芽傷処理が必要なのは、去年伸びた主枝で、側枝のないものです。植えてから年数の経っていない樹ほど、力がなく主枝のみが伸び、側枝がでません。こういう樹にはしっかり芽傷処理をしないと、結果枝を得たい部分から芽がでず収穫を見込めない形になってしまいます。

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芽傷処理のいらない樹づくり

前にも書きましたが、短梢剪定ではほとんど芽傷処理が必要ありません。ですが、いまだ芽傷処理をしています。これは前年の樹づくりが悪いせいです。主枝を伸ばすこと、樹幹を拡大することはとても大事なことですが、もっと大事なのは側枝を充実させることです。つまり、のびてる主枝、適度に摘芯しようぜってことです。

 

 

 

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