【ぶどう】根域制限栽培を4年やってみた感想【地植え】

こんにちは、ぶどう屋OLです。

北風と太陽ぶどう園は私(OL)と定年を間近に控えた父の2人で始めたぶどう園です。

農業について何もわからず始めた為、4年間の中で沢山の苦難がありました。

今回はたくさんある苦難の中の1つ、根域制限について語りたいと思います。

根域制限を選択したのは間違いだったかもしれない

何故根域制限を選んだのかというと、圃場の土質が関係なく素人でもマニュアル通りに施肥できる方法を取りたかった為です。

数名のぶどう農家の方とお話しさせていただいて、中には「シャインマスカットは樹勢が強く、地植えだと根切りという作業が必要になる」「圃場によってはぶどうが枯れるかも」という方もおり、根域制限の方が安パイだなという感じを受けました。中には、雷に潅水設備の電源をやられて樹を枯らしてしまったという方もいましたが、水対策さえきっちりすれば問題なく栽培可能だと判断しました。

根域制限にもいろいろある

私が初年度に行った根域制限の方法は、ルートラップに培土を入れて畑に埋め込む方式でした。

根域制限にはいろんな方法があります。市販のポットを使ったポット栽培や、盛り土、ボックス栽培(ルートラップを培土の周りにまいたもの)などです。私は水枯れ対策のためルートラップごと埋め込むことにしました。結果的にいうとこれは一部成功、一部失敗でした。

培土は増やせる方式にしないとダメ

「根が回りきると樹が衰える。」ということを最近知りました。

埋め込み方式では培土は増やせませんので、いずれ樹が衰えるということです。まだ4年目ですので、何も問題は起きていませんが将来的にルートラップに穴をあけて地植え化するしかありません。

こうなっては最初から地植えで良かったのではないかと言わざるを得ません。メリットとしては、病害はなく、健全に成長したということぐらいです。

ボックス栽培ならどうか

畑の一部でボックス栽培を試しています。培土を増やせる為、何十年も栽培することが可能です。しかし埋め込み方式よりも潅水に神経を使います。私たちは平日は会社に行っていることに加え栽培地と家に距離があることからこまめな水管理は不可能でした。一時期タイマーを設置していましたが、水圧の問題や故障などの原因でやめました。

培土の種類でも潅水の手間が変わります。培土を赤玉主体のボックスと有機のボックス専用培土で比較してみましたが、赤玉主体のものの方が保水力が弱く専用培土より乾きやすく管理に手間がかかります。

結論として、私のような兼業農家にこれだけの手間は負担でしかありませんでした。

 

根域制限のメリット

私は今後新しく栽植するものに関して全て地植えをする予定ですが、根域制限にもメリットがあります。

栽培地を選ばない

栽培地を選ばないので、しっかりした潅水設備さえ整えればコンクリートの上でも栽培が可能です。

収穫が地植えより早い

培土が温まるため収穫が早くなります。収穫が早いほうが競合が少なく高値で取引されるので戦略的に根域制限にするのはありかもしれません。

しかし、私のように土に埋め込んでしまった場合はこの効果は失われます。

まとめ

ルートラップシートや培土を買って、畑に埋め込んだあの手間を考えるとなんて間違いを犯してしまったんだと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました