【ぶどう】芽傷処理のやり方と考え方

育て方

現在4年目に入りましたぶどう園ですが、芽傷処理のやり方はネット上に散見されるのですが、素人的にはどれに芽傷をいれてどれに入れる必要がないのかが理解できず、すべてに芽傷をいれてしまうなんてこともあると思います。(去年の私です)

もう4年目なのにそのレベルなのか?とベテランぶどう農家さんには言われてしまうこともあるかとおもいますが、素人はそんなことでも躓くのだということで優しい目で見ていただきたい。そしてこの記事が同じ悩みを持つ人の役に立てばいいなと思います。

芽傷処理とは?

ぶどうは頂芽優位で芽が出る性質をもっており、そのままにしておくと芽がでない場所が出てきたり、成長がそろわなかったりしてしまいます。

芽の近くに切り込みを入れることで芽を出しやすくする処理を芽傷処理といいます。

芽傷処理のやり方

2月下旬~3月上旬に芽傷鋏や、のこぎりなどを使って芽の先5mm~10㎜先に深さ2mm程度の傷を入れます。

カッターなどで行う人もいますが、素人はおとなしく専用の鋏を買った方がいいです。思った以上に枝が固く、芽は左右交互についているのでとても苦労すると思います。(経験済み)
時期に関しては、休眠期で水が上がりだす前ならいつでもいいと思います。もし遅れてしまった場合には傷にボンドを塗ることをお勧めします。傷から水が出ると、樹が弱ったり謎のカビが出てしまったりします。

短梢剪定における芽傷処理

前提情報として私は、短梢剪定で栽培しております。長梢剪定での芽傷処理方法については若干違うかもしれませんが、考え方は一緒だと思います。

剪定後の状態がこちらです。

さてこの場合どこを芽傷処理すればいいでしょうか?

結論から言うと、この芽に芽傷処理は必要ありません。

そして基本的に短梢剪定では芽傷処理は必要ありません。この理由を解説します。

芽傷処理の考え方

芽傷処理が必要な芽、というのは脇芽がない場合の基部の芽であると私は考えています。

そして基部の芽を使う状態になる枝は基本的に1年生の枝のみ(去年伸ばした枝)です。

ないと書いた部分の芽を「頂芽」とします。(春、頂芽から出た芽を結果枝とします)ぶどうは頂芽優位なのでこの芽はなにもしなくても勝手に萌芽します。剪定が芽傷処理の役割を果たしていると捉えることもできます。

1年目の枝には、この頂芽がない場合があります。

 

画像は主枝の一部です。脇枝がないので基部にのみ芽がある状態です。

なぜこうなってしまうのかというと、ただ単に脇枝が出なかったということも考えられますし、生育期後半に伸びた主枝は脇芽の発生が遅れるので間に合わなかった可能性もあります。

そして基部の芽は、ぶどう全体の枝を見た時に「頂芽」ではないので、芽が出にくい芽ということになります。

つまり、主枝の基部の芽から萌芽させたい場合に芽傷処理が必要になるということです。

芽傷処理の必要ない、1年目の枝の伸ばし方

1年目の枝を育てる時に、2年目のことを想定して育てるのは重要なことです。

成園化を目指すとき、主枝の伸びを意識するのは当たり前ですが、結果枝となる芽を残す、育てることも頭にいれておくといいと思います。

具体的なやり方はこちら。

【1年目の管理】ぶどうの成長を早める摘心の方法【2年で収穫】

このやり方をしていたおかげで、ほとんど芽傷処理が必要ありませんでした。

 

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