3年目のぶどう栽培は前回の花ぶるいに続き、学ぶことばかりです。
今回起こった悲劇は日焼けです。去年は全くおこらなかった日焼けですが、何故今年起こったのでしょうか、日焼けの対策と共に考察していきたいと思います。
日焼けとは?
日光に当たったことにより果実が焼けてしまうことを日焼けと言います。
通常ぶどう園では棚栽培をしていることが多く、果実が日陰に入るので起きにくい現象ですが、まだ樹幹の拡大が済んでいなかったり、摘葉しすぎたりして直射日光に当たると日焼けが起こります。
ぶどうの場合日光により着色が進みますが、日光が強すぎると逆に着色が進まず、日焼けを起こす場合もあります。
日焼け対策
傘
ぶどう専用 クラフト 傘 270×270 日焼け対策用 (100枚)
いろんなタイプの傘がありますが、メジャーなロー引き乳白傘では、日焼けとはいかないまでもシワシワの粒になってしまいました。袋と同じような薄さの傘なので、袋と傘の併用でなんとかなるかもしれません。
安全なのは、クラフト傘です。使用してみたところ粒がシワシワになることもありませんでした。
ただし、型の部分に全く光が入らないので着色時にどう影響してくるかわかりません。
傘全体に言えることですが、傘からはみ出た部分は守れません。房を長く作りすぎて先端が出ていたり、軸が曲がっている場合は焼けます。傘の大きさも購入前に考えましょう。
どうしても傘をかけた後に袋をかける順番になってしまい、傘が邪魔で袋かけがはかどらないこともあります。そういう場合は、カサジゾウなるものが販売されているので使うと便利そうです。
【オレンジ】 カサジゾウ 葡萄 の カサ掛け 保護器具 250個 ブドウ ぶどう タ種DPZZ
傘だけだとどうしても粒と擦れます。ロー引き乳白傘だと粒に影響がなさそうな感じがしていますが、クラフト傘はしっかりした作りなので不安があります。
カサジゾウだと擦れることもないので導入を考えています。
まとめ
日焼けがただの直射日光のせいなのか、換気不足や水やりの頻度なども影響しているのか分かりませんが、日焼け対策に一番有効で簡易的な方法は傘かけで間違いないと思います。
ジベや摘粒の作業と同時期に傘かけもやらねばならなくなり繁忙を極めます。ぶどう園、結構大変です。
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