【新規就農におすすめ】ぶどうの“新”根圏制御栽培法【シャインマスカット】

育て方

こんにちは、北風と太陽ぶどう園のニーナです。

2019年に根圏制御栽培の新しい仕立て方法が発表されましたのでそれについて実体験を交えながら解説します。

従来の根圏制御栽培

北風と太陽ぶどう園では、2015年に発表されたハウスぶどう「巨峰」の根圏制御栽培法を参考に多少の改良を施し栽培しています。

根圏制御栽培のポイントは、無菌の培土を用い土壌病害虫を回避し、根圏の養水分を徹底的に管理することで良品を収穫しようというものです。

加えて苗木を密植することで植え付け2年で慣行成園並みの収穫が可能な収益性の高い栽培方法です。

仕立て方

仕立て方は片側一文字の垣根仕立ての中梢剪定です。

株間1m×列間2mで10aあたり計500本程度の栽植本数です。

慣行ぶどう園が10a当たり10本前後だとするとかなりの苗木の本数が必要になります。

新しい根圏制御栽培

新しい根圏制御栽培では、根圏制御自体はそのままに仕立て方を変更したものです。

従来の根圏制御栽培では苗木を密植するため、PVPに登録されている新しい品種では苗木代がかさんで導入しづらく、シャインマスカットなどの樹勢の強い品種では枝を伸ばさない分花ぶるいが起こりやすいのではないかという懸念がありました。

仕立て方

新しい仕立て方法では、下段と上段を利用した短梢剪定です。

単純計算で従来の2培の収穫量が期待できます。

しかし高さが出る分従来の列間2mだと管理がしにくくなります。採光性の問題から列間を広げた方がよさそうです。

下段が地面から90㎝の高さにあるため、座っての作業になります。

まとめ

新しい根圏制御栽培を見てはじめは収穫量が2培になる!と喜んで改良しようかと思ったのですが、下段は低すぎるし上段は高すぎて作業性が悪いので改良はしないという結論になりました。

雨除けハウスなら下段を作業しやすい位置まで上げて上段を棚仕立てにするのがいいかなと思います。

資料ではトンネルメッシュと思われる簡易雨除けで栽培されています。この方法なら資材費が減る分収益性が上がるので多少作業性が悪くても導入する価値があると思います。

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