【これっきり摘粒法】誰でもできるぶどうの摘粒法

育て方

こんにちは、北風と太陽ぶどう園のニーナです。

摘粒といえば、どうの粒を制限して粒肥大を促したり形のよい房を作るために必要な作業です。

しかしこの摘粒作業は時間がかかる上、素人に難しく熟練を要することからぶどう栽培の中で一番面倒な作業といわれています。

そんな摘粒を簡単にだれでもできるようにしたのが今回紹介するこれっきり摘粒法です。

 

これっきり摘粒法とは?

これっきり摘粒法は徳島のぶどう農家である、宮田さんという方が考えた摘粒方法です。

どんな品種でも応用することができます。

特徴は以下の2点です。

  1. 花穂整形を枝梗の数で調整
  2. 摘粒はルールを決めて1回のみ

これっきり摘粒法の花穂整形

花穂整形といえば開花期に、房尻3㎝~4㎝ほどを残して他の枝梗を切除するのが通常のやり方です。

これっきり摘粒法では枝梗(車)の数で花穂整形を行います。

整形は開花期の十分に花穂が伸び切ったころに行い、房尻4段12車残していらない枝梗を切除します。

ぶどうは3花で1対、3対で1車、3車で1段といいます。

車はラセン状についていて、大体は1周で1段となります。

房尻は3~5対で1段として扱います。

おすすめのぶどう摘粒鋏

片手で作業ができる鋏です。コンパクトなサイズでメモリもついているので初心者におすすめです。

これっきり摘粒法の摘粒

これっきり摘粒法では、決まったルールに従って摘粒します。

1段から3段までの車は対局にある2粒を残して摘粒します。

4段目は車ごとに4粒残して摘粒し、計30粒で1房とします。(1粒20gなら600gの房になります。)

これっきり摘粒法は、ジベレリン2回処理なら2回目のジベレリン後に行い、1回処理の場合は処理後3日で行うと良果が得られます

 

シャインマスカットの場合

シャインマスカットの場合、粒重が平均15gなので上記のように摘粒すると450gの房になります。

シャインマスカットは粒を増やしても糖度が落ちにくい為、700g47粒残しがベストです。

下から1段と数えるなら

  • 1段目(2-2-2)
  • 2段目(2-2-2)
  • 3段目  (3-3-3)
  • 4段目(4-4-4)
  • 5段目(4-5-5)

となります。

これっきり摘粒法の有効活用

これっきり摘粒法では決まった粒を落とせばいい為、ジベレリン処理後の摘粒作業を早めることができ、果粒肥大を促進することが可能です。

したがって果粒肥大の劣るジベレリン1回処理法と組み合わせることにより、ジベレリン2回処理法に見劣りしないぶどうを作ることができます。

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